換地処分とは

換地処分とは

換地処分とは土地区画整理法において施行される土地区画整理事業によって、新しく整備された土地を、事業前の従前地に対応した経済価値の土地として交換することを言います。

 

 

 

土地区画整理事業の最終段階において交換後の土地を引き渡す決済処分のことです。

 

 

 

土地区画整理事業は戦後復興や震災後、大火後、台風被害の復興が有名ですが、それ以外にも幅広く行われています。事業主体としては市町村によるものが圧倒的に多いですが、都道府県、地方公社などの公的機関のほか組合、会社、個人などの私的機関でも法的には可能です。
理論的な仕組みは、土地区画整理事業を行うことによって、必要な道路拡幅用地や公共施設用地による有効部分面積の減少や、造成工事費を必要とする不動産のマイナス価値を、事業の伸展に伴う不動産の増加価値で相殺しようとするものです。

 

 

 

平たく言えば狭隘な道路網で公園一つ無い一定の広さを持つ地域を、区画整然とした広い道路や公園を作ることによって生じた価値上昇分だけ、交換後に引き渡す有効宅地の面積を減らす事業です。

 

 

 

有効面積の減少や、造成工事費等のマイナスによって生じる面積、つまり換地処分による交換面積の減少分を減歩と言います。
面積は少なくなりますが地価は上昇するので、それで損得なしとなるのが原則です。
ただし、事業の仕方により計画通りに行かない場合には換地処分の際、つまり事業の最終段階で、清算金という形で過不足を埋め合わせして、事業の前後で損得が無いように致します。